対等合併という言葉がありますが、実際に可能なのでしょうか?
当記事では、対等合併は存在するか否かについて、ご説明します。
対等合併は存在しない?
会社法上、合併は2種類あります。
吸収合併と新設合併です。
吸収合併とは、合併する会社のうち1社が存続会社となって、消滅する他の会社を吸収する方法です。
新設合併とは、新たな会社を設立し、合併する会社はすべて消滅して合併する方法です。
新設合併には、上場廃止となる、許認可の引き継ぎができない、等のデメリットがあります。
結果として、吸収合併が選択されることが多いです。
そして、吸収合併は、合併する会社のうち、力の強い会社が存続会社となることが多いです。
対等合併という言葉がありますが、実際に対等な合併をすることは、なかなか難しいです。
まとめ
吸収合併が選択されることが多く、吸収合併は、合併する会社のうち、力の強い会社が存続会社となることが多いため、実際に対等な合併をすることは、なかなか難しいです。