株式総務

株式に関する業務を中心とした総務の業務を解説します。

商業登記 会社法

銀行印とは?実印や認印との違いは?複数持てる?

投稿日:2020年8月19日 更新日:

銀行印とは何を指すか、おわかりでしょうか?
実印や認印とは違うのでしょうか?

銀行印は複数持てるのでしょうか?
複数持てる場合、いくつまで持てるのでしょうか?

当記事では、銀行印とは何を指すか、実印や認印との違い、複数持てるか否かについて、ご説明します。





銀行印とは?実印や認印との違いは?複数持てる?

銀行印の定義(法律)

会社法や商業登記法を含め、銀行印について定めた法律はありません。

そのため、以下の事項は、一般的にそうである、という以上の意味はありません。

あらかじめ、ご承知おきください。

銀行印とは?(金融機関登録印)

銀行印とは、銀行等の金融機関へ印影を届け出た(登録した)印章を指すことが多いです。

印影と印章の違いについては、「印鑑とは?印章、印影、はんこ(ハンコ、判子)との違いは?」をご参照ください。

銀行印と実印・認印との違いは?

実印とは、会社の代表者印(丸印)のうち、登記所へ印鑑(印影)を提出したもの(登録されたもの。)です。

認印とは、会社の代表者印(丸印)のうち、実印以外のものです。

そのため、銀行印と実印が重複することもあれば、銀行印と認印が重複することもあります。
逆に、銀行印と実印を同じものとしなければいけないわけでも、銀行印と実印を別のものとしなければいけないわけでもありません。

実印と認印の詳細は、「実印とは?認印との違いは?(法人、会社、株式会社)」をご参照ください。

銀行印は複数持てる?いくつまで持てる?

上記の通り、銀行印は銀行等の金融機関へ印影を届け出た(登録した)印章です。

そのため、複数の金融機関へ別の印章の印影を届け出れば(登録すれば)、結果的に、銀行印を複数持つことになります。

つまり、極端なことをいえば、口座を開設する金融機関の数だけ、銀行印を持つことが出来ます。

まとめ

銀行印とは、銀行等の金融機関へ印影を届け出た(登録した)印章を指すことが多いです。
場合により、実印や認印と重複することがあります。
複数の金融機関へ別の印章の印影を届け出れば(登録すれば)、結果的に、銀行印を複数持つことになります。

広告

広告

-商業登記, 会社法

執筆者:

関連記事

法令を最終的に解釈するのは裁判所

株主総会招集通知(事業報告や参考書類を含む。)や、有価証券報告書を作成している際、「この記載内容は法律上、絶対に大丈夫だよね?虚偽記載ではないよね?記載漏れはないよね?」と上司・同僚に言われたり、部下 …

公開会社とは?

あなたの会社は公開会社でしょうか? 当記事では、公開会社の定義について、ご説明します。 公開会社とは? 株式の譲渡制限のない株式会社 公開会社とは、株式の取得について譲渡制限の定款の定めを設けていない …

取締役会議事録のリモート型電子署名・クラウド型電子署名の登記は認められる?

昨日の「取締役会議事録の電子署名としてリモート型電子署名・クラウド型電子署名を法務省が認める。」という記事を読んだ方は、取締役会議事録へのリモート型電子署名・クラウド型電子署名が認められたとしても、そ …

三井住友信託銀行とみずほ信託銀行の書類はそっくり(東芝の議決権行使集計の誤り)

当サイト「株式総務」は、株式に関する総務の業務(以下「株式総務」といいます。)を解説しているウェブサイトですが、東芝の議決権行使集計の誤りに関連して、株式総務の実務担当者ならでは?のあるある話をしたい …

選任と選定の違い、解任と解職の違い(会社法)

会社法において、選任と選定という言葉が使い分けられており、解任と解職という言葉が使い分けられていますが、その違いについて、お分かりになりますでしょうか? 当記事では、会社法における、選任と選定の違い、 …